子宮頸がんの前兆とは?ステージ3まで進行していた私の症状

子宮頸がんの前兆とは?ステージ3まで進行していた私の症状 子宮頸がんの症状

子宮頸がんは初期は無症状であることが多く、前兆がない人も多いようです。
自覚症状が何かしら出てくる頃には進行してしまっている場合が多く、私の場合も結局ステージ3の状態まで進んでいました。

後になって思ったのは「あれって前兆だったのかな?」「あの症状があった時点で検査していれば子宮全摘は免れたかもしれない」ということです。

この記事では、私が子宮頸がんと診断されるまでにどんな前兆があったのか、を振り返ります。

子宮頸がんは、結婚、出産、子育てなど、女性が初めての体験で身も心も忙しい時期に忍び寄ってきます。
今、何か自分の身体の変化を感じている人が「検査を受けてみよう」と思えるきっかけになると嬉しいです。

子宮頸がんの症状

子宮頸がんは実際どんな症状があるのか?
国立がん研究センターの運営する『がん情報サービス』によると以下の通りでした。

がんになる前の状態であるCINやAISの時期には症状がなく、おりものや出血、痛みもありません。

子宮頸がんが進行すると、月経中でないときや性交時の出血、においを伴う濃い茶色やうみのようなおりもの、水っぽいおりものや粘液がたくさん出るなどの症状がみられることがあります。
がんが子宮の外に広がると、多量の出血、骨盤や下腹部、腰の痛み、尿や便に血が混じる、下肢のむくみなどの症状が出ることもあります。

他の情報サイトなども見ると大体以下のような症状が出る、と書かれていました。

●不正出血
●おりものの異常
●腹痛
●性交痛

やはり、初期には無症状であるため、自覚症状が出てから受診すると、ある程度進行した状態で発覚するということが多いようです。

ですので、無症状でも定期的に健診を受けるのが大事なんですね。

ちなみに私は受けていませんでした( ;  ; )

子宮頸がんステージ3の私にあった前兆

では実際にステージ3まで進行してしまっていた私の場合はどうだったか?

●不正出血
●おりものの異常
●腹痛
●性交痛

私が自覚していた症状は、上記の「腹痛」以外は全てありました。

今思えば、こんなに「前兆」があったのに、どうしてすぐ病院に行かなかったんだろうって悔やまれてなりません。。。

具体的な症状をあげていきます。

●不正出血
おりものがたまにピンク色になることがありました。
でも鮮血ではないので、焦りはなく「何かの炎症かな?」程度の認識でした。

生理もたまに不順になることがあったので、「もうすぐ生理だっけ~?」くらいに考えていました^_^;

あとは性交の後にも「あれ?うっすらピンクかなぁ?」と思うことが増えました。
それまでには無かったことなのに、これも「炎症かな?」でスルー…(´;ω;`)

●おりものの異常
一番症状として自覚していたのは、おりものでした。
おりものは日に日に多くなり、最後の方はドロッとした透明なかたまりが出てくるようになっていました。
おりものシートは必須で、最後の方はおりものシートだけでは足りず、尿もれシート兼用の厚手のもを使わないといけないほどでした。

これも「出産前からたまにカンジダ膣炎になったこともあったりしたし、産後って体質変わるのかな」くらいに考えて放置してしまいました。

●性交痛
こちらはあまり覚えていないのですが、それまで「痛み」なんて感じたことがなかったのに「何か奥の方が痛いな」と感じることがあったんですよね。
でも、チクっとするとか激痛でもなかったですし、持続もしない痛みだったので、あまり気にしていませんでした。

いつ頃から前兆があったのか

一番初めに自覚した症状はおりもので「何か多くなってきたな」と思ってたんですね。

子宮頸がんが発覚したのが2012年10月ですが、その3か月前、2012年7月には一度かかりつけの婦人科に行っています。
この時は「おりものの異常を診てもらおう」と思って行ったのではなくて、陰部が痒くなり薬をもらいたくて行きました。

その時にはすでにおりものの量がすごくて「次は子宮頸がん検診をしましょう」と言われるような状態でした。
(でも結局、検査は10月の会社の健康診断まで先延ばししてしまったんですよね。
どうして先延ばしにしたのかはコチラの記事で読んでくださいね→→コチラ

じゃぁ、いつからおりものが気になっていたかと言うと、記憶が定かではないのですが、たぶんこれより1年前くらいからだと思います。

「そんな前から気になっていたのに放置してたの?」って思われるかもしれませんが、娘を産んでから1年後くらいに、一度お産をした産婦人科に行って、おりものの量について相談はしたんですよね。

で、内診もしたけど「産後だからね~」という感じで「様子見ましょう」となって、子宮頸がん検診はしなかったんです。

後から思えば、この時に子宮頸がん検診してもらえてたら、早期発見で子宮も残せたのかもしれないんですけどね…
産婦人科じゃなくて婦人科に行ってたら…とも考えてしまいます。

不正出血や性交痛の症状は、おりものよりは後でした。
たぶん子宮頸がん発覚の半年前くらいとかだったと思います。
がんの進行が進むにつれて出血や痛みが出始めたのかもしれません。

前兆がいくつもあったのに病院に行かなかった理由

おりものの異常、不正出血、性交痛…

こんなに「前兆」はあったのに、どうしてすぐ病院に行かなかったのか?
その理由を自分で振り返ってみました。

●家事育児と仕事の両立で自分のことは後回しになっていた
●一度産婦人科に見てもらっていたから油断していた
●もうすぐ健康診断だったからその時でいいやと思った
●初めての出産の後だったから「身体って変わるのかな」と勝手な解釈をした
●自分がまさかがんになるなんて考えてもいなかった
きっと、家族や友人からそんな症状があると聞いたら「すぐ病院行ってみてもらった方がいいよ!」なんて言ってたと思います。
でも、自分のこととなると「大丈夫大丈夫!」なんて言ってしまうんですよね。
そんな過去の私みたいに、自分を後回しにして頑張ってるママさんには本当に気をつけてほしいなって思います。結局は自分の事を大切に出来ていないってことだと思うんです。
自分を大切にできないと、大事な家族にも悲しい想いをさせてしまうことになります。
自分のためにも家族のためにも、自分を大切にして自分の身体の声に敏感になりましょう。

子宮頸がんの前兆 まとめ

今日は、子宮頸がんの前兆としてどんな自覚症状があったのか、ということをお話しました。

ステージ3まで進行していた私の自覚症状としては、最初におりものが増え、しだいに性交後や生理時以外に少量の不正出血が見られ、性交痛も感じるようになった、という感じでした。

この記事を読んでいてちょっとでも「あれ?私もあるな…」と感じたら、本当にすぐ婦人科に行っててほしいです。

子宮頸がんは早期発見なら、子宮を全部失わなくても済みます。
私のように後悔しないためにも、定期的な検診はもちろんですが、異常があったら即受診してくださいね。


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