2012年に子宮頸がんになり、広汎子宮全摘手術をしてみたら何と傍大動脈リンパ節まで転移があってステージ3…
そんな私も何とか10年、再発・転移なしで過ごすことができ、もうすぐ診断されてから丸11年になろうとしています。(この記事を書いているのは2023年10月)
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今このブログを読んでくれているの中には、再発や転移したくないと思って読んでくれている人もいると思います。
「どうしたら再発や転移をしないで過ごせるんだろう…」と不安な中で、その方法を探しているかもしれませんね。
私もそうでした。
もちろん人それぞれ病気の進行も体質も、環境も何もかも違うので、再発・転移しない生活の正解なんてものはないのですが、10年とりあえず乗り越えた私の経験が何かの参考になればな~、と。
自分ではそんな特別なことはしていないのですが、今まさに子宮頸がんとの闘いが始まった方からしたら、「どうして再発も転移もしないで来られたの?!」って思うと思うので、今日は自分なりに『再発・転移しなかった理由』について考察してみたいと思います。
「食は徹底的な無添加生活です!」とか「毎日必ず運動してます!」とか、そんなんじゃ全然ありません!
運動しないし、甘いもの好きだし、お酒も好きだし…^^;
そんな普通の生活を送る私だからこその『再発・転移しなかった理由』が、少しでも「再発・転移したくない!」と思っている方の何かヒントになったらな、と思います。
ステージ3でも再発・転移しなかった理由 ①手術後にしっかりと食事療法をしたこと
何の根拠もありませんが、自分が再発しないでこられた理由で一番大きいのは、広汎子宮全摘手術の後にしっかり食事療法したことなんじゃないかな、と自分では思っています。
自分で思ってるだけです^^;
根拠やデータなどがあるわけではありませんので、あしからず…
私のがんは、傍大動脈リンパ節にまで転移しているステージ3の状態だったので、その時の身体の状態って、がん体質というのか、がんが広がりやすい状態だったと思うんですよね。
なので、その時の体の状態をリセットするというか、体質改善をするような食事療法ができたっていうのは、必要なことだったんじゃないかと思ってます。
もちろん抗がん剤の効果もあったと思いますが、自分の体質改善も併せてやったところが良かったんじゃないかなと思ってます。
ちなみにどんな食事療法をしていたかは、こちらの記事を読んでみてくださいね↓↓
ステージ3でも再発・転移しなかった理由 ②ストイック過ぎなかったこと
私は自分が飽き性だし、ストイックすぎることがストレスになることがわかっていたので、食事療法は抗がん剤の後にやると決まっていたPET-CT検査まで、と決めてやっていました。
なので、大体半年くらいの期間だったと思います。
そのPET-CTで良い結果が出たら、食事療法は少しずつ緩めると決めていました。
限られた時間だからこそ、集中してできる、ガマンできる、ってことありますよね??私はそういうタイプです^^;
そのおかげで、半年後のPET-CTでどこにも転移や再発が見られなかったので、そこからは少しずつ制限を解禁して食べるものを増やしていきました。
添加物のない調味料や食品、無農薬野菜などは値段が高いので、その生活を続けること自体、お金の問題でストレスになります。
だからそこは割り切って、安いものと安全なものの中間のものを選ぶ、という風に折り合いをつけていました。
だって、良いものを選ぼうとすれば、お金もほんとにキリがなくなってしまいます…
それができる人はもちろん続けた方がいいと思いますけど、私はお金もそんなに無かったのでそこは諦めました。
でも「これでいいんだ!」と割り切ることで、悩んでストレスをためる、ということが無かったんだと思います。
「これでいいのかな…?」「もしこの食品にしてて再発してしまったら…」なんてくよくよ考えてると、それ自体が病気を呼び寄せるような気がします。
出来ることと出来ないことを自分で決めて、決めたらそれを信じ切るのがいいのかなと思います。
ステージ3でも再発・転移しなかった理由 ③ 2人の母に甘えたこと
私が病気になってから、母親は仕事を辞めてしまいました。
父と母は私が幼い頃に離婚していてシングルなので、まだまだ仕事はしなくてはいけない状況だったのですが、違う仕事に変えて、私をサポートできるようにしてくれました。
母は『職場にも不満があったから、ちょうど良かった』と言ってたんですけど、多分私のために時間を作ってくれたんだと思います。
収入も下がってしまってたので、いくらでも「申し訳ないな」「私が病気にならなければ」と思う事はできたんですが、そんな風に思うのはやめました!
いくら思ったってしょうがないし、これはとことん甘えさせてもらおうと。
だって、そのサポートを「お母さんも大変だからいいよ、無理しないで」なんて言って断って、自分が無理して先に死んでしまったりしたら、何よりそれが一番の親不孝ですもん。
母は車で20分ぐらい離れたところで一人暮らしなのですが、自宅療養中はもちろん、仕事復帰してからもしょっちゅう来てくれました。
私が仕事復帰してからは、私がいない間に家に来て、洗いきれなかった茶碗を洗っておいてくれたり、片付けてくれたり、お風呂を洗っておいてくれたり…さりげないフォローを平日ほぼ毎日来てしてくれるんです。
それは何と、10年経った今でも続いています!ありがたすぎます(´;ω;`)
母は「70歳になったらもう行かないよ!」と言ってます。
もう十分なのですが、もう少しだけ甘えさせてもらおうと思います^^
これまでの私は、「母が困らないように」「母の頼れる存在になろう」なんて考えて頑張ってきちゃってたので、甘えられる時は甘えよう!頼ろう!って考え方を変えたのも良かったのかもしれません。
もう一人の母、義母にも本当に感謝しています。
義母は車で40~50分かかるところにいるんですが、義母もしょっちゅう来てくれて、沢山のフォローをしてくれました。
そしてこちらも10年来続いてるんですが、週に一度夕飯やお惣菜を作って持って来てくれるんです^^
畑もしているので、野菜やお惣菜で、冷蔵庫の中をいっぱいにして帰っていってくれます(笑)
フルタイムで仕事をして帰ってきて、夕飯が出来ているのって、ホントにありがたいんです!!
この話を周りにすると「お姑さんに冷蔵庫見られたり、留守に家に入ってこられるなんて嫌じゃないの?」って聞かれますが、私は散らかった部屋でも、汚い冷蔵庫でも全然気を使わないでそのままにしておきます^^;
義母が、決して嫌味を言ったりしない優しい人だから、というのもありますが、自分を取り繕ってもしょうがないですしね!
全く気を使わないで、義母にも甘えさせてもらっています^^
この2人の母のおかげで、家事、育児を一人で背負ってがんになってしまった頃のようなストレスはなく、この10年ゆるっと過ごせてきました♪
この2人の母の協力なくして、私はここまで来られなかったなって本当に思っています。
私のように、実母や義母が近くに住んでなかったり、関係性が悪かったりして頼れない人もいると思います。
そんな時はもちろん、家族じゃなくて、友人知人、代行サービスなんかでもいいんです。
「人に遠慮しないで頼る」「周りに甘える」ということに、自分でOKを出してください。
そういう事ができなくて、頑張り過ぎてしまって、がんを引き寄せてしまった部分はないですか?
自分を振り返る機会を与えてもらったと思って、考えてみてください。
私は頑張り過ぎだったな~、と思ったので、甘えられる自分を意識してみましたよ^^
ステージ3でも再発・転移しなかった理由 ④TVで悪いニュースを見ない
私がこの10年、意識してしてきたことの1つに、テレビで何気なく悪いニュースを見ないということがあります。
これは再発したくなくて自分のためにやっていたわけではなくて、子供のために意識していたことなんですけどね。
朝のニュース番組を何気なくつけていませんか?
殺人事件や戦争、災害のニュースを何気なく見てしまっていないでしょうか?
ほんの2〜3分だけかもしれませんが、胸がギュッと苦しくなりませんか?
その鬱々とした気持ちになる回数を、なるべく減らすようにしています。
特に朝のニュースは、一日の始まりなので、娘とTVを見ていても、暗いニュースになったら、教育TVに変えたり、 YouTubeで好きなアニメを出したりします笑
そうすると、やっぱり笑顔になれるんですよね^_^
笑う事は免疫力アップにつながると言われています。
たかが2〜3分でも『嫌だな…悲しいな…』と思って過ごすよりも、笑顔になれた方が免疫に良いと思います!
子供のためにも絶対いいと思うので、試してみてくださいね。
我が家の中学生の娘もクセが付いていて、嫌な感じのニュースが出たら『チャンネル変えよ!』って言ってきます。
コレって、この先、子供の精神的な安定にも、免疫力アップにも良いんじゃないかな、なんて思ってます^_^
TVを見ないのもアリだと思うのですが、我が家ではそれは無理そうだったので、こんな感じにしてます。
ステージ3でも再発・転移しなかった理由 ⑤ゆるく続けてる食事改善
①に「術後にしっかり食事療法をした」と書きましたが、今も緩く続けてる事はあります。
病気になる前と後とで、変えた事としては以下の通りです。
ホットケーキにもメープルシロップじゃなくてハチミツ。
パンにもジャムじゃなくてハチミツ。・白砂糖はやめて茶色い砂糖
きび砂糖、てんさい糖など。・塩は天然塩・卵は茶色のちょっと高いやつ
・白ご飯→もち麦ご飯
玄米も取り組んだことあったけど、炊きたい時にすぐ炊けないのがネックで、簡単混ぜるだけの「もち麦ご飯」に落ち着きました。
簡単で美味しくて、食物繊維も豊富!
・人工甘味料は極力避ける!
後ろの表示を見て「アセスルファムK、アスパルテーム」とか書いてあったら、なるべく避けるようにしています。
発がん性とか言われてますもんね^^;
・成分表示を見て、なるべく添加物の少ないものを選ぶ
無塩せきのハムにするとか、しょう油もシンプルに「大豆・小麦・食塩」ってやつを選ぶとか。
病気になる前は、成分表示なんて見て買ったことがなかった私ですが、現在は、こんな感じで、出来る範囲で気にして食事を摂っています。
この小さな積み重ねも、ひょっとしたら10年再発、転移がない要因なんじゃないかな、と思います。
ステージ3でも『再発・転移しなかった理由』のまとめ
以上、10年再発、転移なく元気に過ごせてきた理由を、自分なりに考察してみました。
まとめるとこんな感じです↓↓
①手術後に期限を決めてしっかり食事療法をした
②ストイックすぎないマインドでストレスためなかった
③甘えられる自分に変えて2人の母に甘えまくり
④悪いニュースは避けて気持ちよく過ごす
⑤身体に良い食生活を無理なく続ける
私の経験が一人でも多くの方の役に立てば嬉しいです!
また、記事に対するコメントや感想など
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